毎月新しいパンでお客さんを楽しませる
パネットのパンはほとんどが店長の加田さんが企画から焼き上げまでを担当されています。
店内には常時50種類くらいのパンや焼き菓子が並んでいます。
これだけ多くの種類が並ぶパン屋さんはおそらく私の知る限りでは市内1ではないでしょうか。
毎月必ず新しいパンを考えて出しているという加田さん。
季節ごとに、季節感を感じるパンを出しています。私も1年くらい通ってみて春にはさくらアンパンやクッキー、いちごのパン、バレンタインにはハート型のクッキー、クリスマスにはシュトーレンを焼いたりとここに全種類を書ききれない程豊富なラインナップで毎回行く度に「今日は何か新しいパンが出ているかな〜」とワクワクします。
棚にぎっしり並ぶ種類豊富なパン |
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人気のパウンドケーキ、お土産用に買っていかれる方も多いそうです。 |
その秘訣を加田さんに伺うと、
「自分で食べたいなぁと思うパン、食べてみて美味しいパンを作っているだけです。自分の好みで作ったものがお客さんにも美味しいと言ってもらえるととっても嬉しいです」
とおっしゃっていました。
これって簡単そうに聞こえるけど、やっぱり好きだからこそ、その創作に意欲が湧いて完成にもっていける情熱で美味しいパンが生まれるんだろうなと感じました。
行く度に新しいパンが並んでいて、それだけで楽しみの一つになります。
そして今日はこれ食べるけど、次回これ食べてみようなどという動機にも繋がり、結果としてリピーターやファンが増える大切な要素だと思います。
「確かな腕と確かな材料でつくっているので、自分達がつくるものに自信を持っているんです。一度私たちのパンを食べてみてください」とお二人、口をそろえておっしゃっていたのが印象的でした。
「店長の加田さんにこれまで続けてこれたのはなぜだと思いますか?」
と訪ねると、
「やっぱり楽しいからですね。10年たっても楽しくてワクワクしながら作ってます」
という答えが返ってきました。
なんだかこちらまでワクワク気分になりました。そんな加田さんが作るパンをこれからも食べたい!と思いました。
実は私はいつも仕事の時、職場から近いパネットさんへ昼食を買いに行くことが多く、オープンキッチンの奥でテキパキとパンを作っている加田さんを見ながら、この方はきっと好きで楽しく作ってらっしゃるんだろうな〜と感じていました。
その雰囲気や情熱はお客さんにも伝わっていると思います。
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