暮らしを手作り
奥様の純子さんとは昨年7月に結婚。
結婚パーティー会場は、Daikiさんが以前働いていたこともある東浪見のバー「TOPANGA」。
当日の飾り付けやゲストへのプレゼントも全て手作りしました。
中でも心を込めたのが、二人の座る雛壇の後ろに飾られた大きな屏風。
「この絵は、ジイチャンの腕に彫られていた刺青をジイチャンが死んだ年に描いて、それをその年に結婚したオレと純子の結婚パーティーの時、オレと純子の席の後ろに飾る屏風にした。
オレの結婚を1番心配していたジイチャンが、その年に死んでしまって出席できなかったから、この絵はジイチャンだと思って結婚パーティーに出席させたんだ。」
(写真上:結婚パーティーの時のショット、写真左:この屏風、今は自宅玄関に飾ってあります。)
今は、絵やデザインを仕事にする傍らガーデニングや畑、家の改築に興味があるそうです。
「家を自分で建てるって贅沢だよね。」というDaikiさん。9月には奥様が出産予定、新しい家族が増えるということもあって家の増築を考えているそう。奥様のお父様が大工ということもあり、増築は二人で手作りの予定です。
「完全な自給自足は無理だけど、できるものはできる限り手作りをして、自分の作ったものに囲まれて暮らしたい。」
手作りのものには自分の味が出ます。Daikiさんのいる空間には、アトリエにも庭にも畑にも、彼のエッセンスが効いています。
この日は家族や友人とのバーベキューにお呼ばれしての取材。
お宅は海の目の前。
新鮮な海の幸が並び、自分の家族、兄弟の家族、奥様の家族、友人たちが休日に集まって午前中からゆるゆると食事したり会話を楽しんだりしています。
なんでもない、彼らにとってはふつうの、でもとても贅沢な日常。
ここでは、なにか特別なことをせずとも日常がとても贅沢です。
「ない」ことを嘆くのではなく、「ある」ことに感謝する。
それが、豊かな暮らし方なのかなと感じました。
☆Daiki flowerの展示会が開催されます!
「Daiki flower展」
7月7日(日)〜7月28日(金)
ギャラリー&バーC.O.D(東京都港区北青山2-11-17)
Open11:30 close24:00
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